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2024年1月22日

1月の本事業組合での全体会議

2024年1月の本事業組合で監理・支援を行う技能実習生・特定技能との全体会議を行いました。
中国からの技能実習生から始まった監理団体としての活動も今では特定技能の支援、東南アジアの送り出し機関とのやり取りと技能実習生・特定技能の監理・支援を行うまで拡大することが出来、新年を迎えて新たな気持ちでの活動を続けております。
24年に入って、今後は明るい話題が増えることが予想されるも寒さ厳しい大寒の時期に本事業組合が監理・支援を行っているすべての技能実習生・特定技能を集めてのSNSアプリを使ったオンライン全体会議を開催しました。

今回の会議では新たな特定技能の受入を受けて前回同様さまざまな業種、国籍に関わらず、日本で仕事・生活で重要な点について再度説明と確認を行うと共に、本事業組合に属しているという点を自覚して、自身の生活を正すこと、より一層法律や会社の規則、監理団体、地域のルールの遵守、社員寮の使用条件の確認を行うなどの基本に立ち返った指導と説明をおこないました。
特にコロナ渦がすぎたとはいえ、冬における感染症の流行などに対して油断せずに消毒、手洗い、マスクをつけることの重要性についての説明を行い、人ごみの多いところでの活動や、友人との交流、買物などでも自身の身を守るように心がけること、自身が感染しないように対策を徹底することを指導しました。

全体会議の内容は以下の通りです。
@ お互いに出身国と自己紹介を日本語で行いました
A 組合と実習企業からの生活指導の遵守を徹底すること
B コロナ渦がすぎた今後も警戒を怠らないことに対する心構えと徹底防疫を行うことの必要性の説明
C 外国人を標的にした詐欺犯罪などの被害にあわないように具体例を述べて注意を促しました
D日本国内での政治活動や自国の政治団体・活動に関わらないように通達
E技能実習生・特定技能の皆さんを必ず守るので、事件や自己に巻き込まれたときはすぐに相談すること
F日本の法律を遵守することの重要性の再説明と再確認
G 生活様式と地域社会への影響(周りに迷惑を掛けないために)、社員寮(社宅)の使用時の社則遵守の必要性について説明
H ゴミの日、分別、ゴミ置き場の確認、町内会などへの参加(会費)などについての説明
I花、植物、山菜取りや粗大ごみや家具家電などを拾って使うようなことはしないこと
J日本語の学習について、一言日誌と週間報告書の提出を確実に行うことへの説明
K日本語の勉強について単語や文章、テスト対策などリクエストの受付
L外出。宿泊などを行う際の届出、許可についての連絡の必要性について説明
M他の技能実習生・特定技能とのトラブルを避けるために、金銭の貸し借りや過剰なもののやり取り、暴力的なけんかを避けること
N防寒対策と火の取扱注意についての説明

@Aに関しては同じ監理・支援団体に属する一員としての自覚を持ってもらうことと、互いの日本語の能力を知ることで学習意欲を高める狙いがあり、Bに関してはコロナへの警戒を怠らないように注意することと、監理団体としての方針と業務連絡としての内容が濃いものでした。
1月半ば、冬の厳しい寒さでさまざまな感染症が流行しています。体調不良や発熱でもコロナ同様の対応が必要となる可能性が有るため体調管理に勤めることを説明しました。
油断せずに感染症対策を継続していくことと、社内(施設・レストラン等)で患者が発生した際も自分の身を守りつつ実習や就業に真摯に取り組むことの気構えを説明しました。

CDE及びLMは前回と同じく初心を忘れずに遵法精神とはなにかを自身でも考えて実行するように言及しました。昨今の国際情勢を鑑みて日本国内での無用な政治的リスクを避けるためにも政治にかかくぁる活動についても言及しました。

FGHIは日本、地域での生活態度、習慣についての説明と補足となります。遵法精神と迷惑を掛けないマナーとしての振る舞いについて説明しています。

JKは今後の日本語学習と監理・支援団体としてのサポート体制についての説明です。三級合格後の日本語能力については最低限の維持と企業からの依頼に基づいての補習はこちらから行います。
希望があれば二級合格に向けての教材紹介、日本語授業などのサポート、申込手続などを行う旨を伝えました。週間報告書などは日本語の上達を考えてのサポートなのでしっかりと頑張って社内での評価につなげて欲しいです。

Nは冬季におけるリスクで最も危険である火の取扱に就いて具体例を交えての説明となります。今回から一部の知己の実習生は石油ストーブの使用を行っておりますので注意喚起を兼ねたものとなります。

また、全体の総括として、奉沁事業協同組合の同じ仲間として、外国人同士の助け合いの精神について説明しました。日本に住む外国人として、お互いの国は違っても、協力できるところでは相互共助を行うということは本事業協同組合の基本理念でもあります。

大寒に至り、厳しい冬の寒さにもなれてきたころかとは思いますがまだまだ体調に気を配る必要があります。友人同士での直接交流はできるだけ油断しないようにと指導しております。
今回の全体会議もオンラインによる開催となりましたが、来春以降には何らかの屋外活動が出来ればと考えております。

 本年は当組合としても飛躍の年と足るようより一層の努力を行ってまいります。
ミャンマー、インドネシアなどの東南アジア各国からの実習生、特定技能も増え、みなさんには日本語能力の向上と、高い遵法意識を持って他者に接して、他の実習生・特定技能にも負けないほどの技術と日本語能力を身につけていただきたいです。
自らが国、団体、会社の代表であるとの自覚を持って、お客様、利用者様、同僚・会社のみなさま、地域社会のみなさまとのつながりを意識して人としての本領を発揮することを願っております。

24年1月吉日 奉沁事業協同組合



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