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2023年10月21日

本事業組合が本格的な活動から3年経過

2023年10月で本事業組合は本格的な活動から3年が経過しました。
中国からの技能実習生から始まった監理団体としての活動も今では特定技能の支援、東南アジアの送り出し機関とのやり取りと技能実習生・特定技能の監理・支援を行うまで拡大することが出来ました。
多くの技能実習生・特定技能を監理・支援する立場となり、より一層組合員様、受入先企業様の期待に応えるべく精進してまいります。
23年の9月で本格的にコロナ渦が過ぎ去り、今後は明るい話題が増えることが予想される10月1日に本事業組合が監理・支援を行っているすべての技能実習生・特定技能を集めてのSNSアプリを使ったオンライン全体会議を開催しました。

今回の会議ではさまざまな業種、国籍に関わらず、日本で仕事・生活で重要な点について再度説明と確認を行うと共に、本事業組合に属しているという点を自覚して、自身の生活を正すこと、より一層法律や会社の規則、監理団体、地域のルールの遵守、社員寮の使用条件の確認を行うなどの基本に立ち返った指導と説明をおこないました。 特にコロナ渦がすぎたとはいえ、油断せずに消毒、手洗い、マスクをつけることの重要性についての説明を行い、人ごみの多いところでの活動や、友人との交流、買物などでも自身の身を守るように心がけること、これから冬にかけてまたコロナの再流行が予想されるため、まずは自身が感染しないように対策を徹底することを指導しました。

全体会議の内容は以下の通りです。
@ お互いに出身国と自己紹介を日本語で行いました
A 組合と実習企業からの生活指導の遵守を徹底すること
B コロナ渦がすぎた今後も警戒を怠らないことに対する心構えと徹底防疫を行うことの必要性の説明
C 日本の法律を遵守することの重要性の再説明と再確認
D 生活様式と地域社会への影響(周りに迷惑を掛けないために)、社員寮(社宅)の使用時の社則遵守の必要性について説明
E ゴミの日、分別、ゴミ置き場の確認、町内会などへの参加(会費)などについての説明
Fルールを守ったうえでの自由、実習生としての必要な機構への報告などについて再説明
G日本語の学習について、一言日誌と週間報告書の提出を確実に行うことへの説明
H監理団体としての組合のサポート内容について、他の監理団体とは大きく違うもので一部負担を感じるかもしれないが欠かせないことを再説明

@Aに関しては同じ監理・支援団体に属する一員としての自覚を持ってもらうことと、互いの日本語の能力を知ることで学習意欲を高める狙いがあり、Bに関してはコロナへの警戒を怠らないように注意することと、監理団体としての方針と業務連絡としての内容が濃いものでした。
秋も深まり11月からは急に冷え込むことが予想されるため、体調不良や発熱でもコロナ対応が必要となる可能性が有るため体調管理に勤めることを説明しました。
油断せずにコロナ対策を継続していくことと、社内で患者が発生した際も自分の身を守りつつ実習や就業に真摯に取り組むことの気構えを説明しました。
CDEFは前回と同じく初心を忘れずに遵法精神とはなにかを自身でも考えて実行するように言及しました。社員寮の使用制限の理由と根拠、地域社会へ与える影響についても再度説明を行いました。

GHは今後の日本語学習と監理・支援団体としてのサポート体制についての説明です。三級合格後の日本語能力については最低限の維持と企業からの依頼に基づいての補習はこちらから行います。
希望があれば二級合格に向けての教材紹介、日本語授業などのサポート、申込手続などを行う旨を伝えました。週間報告書などは日本語の上達を考えてのサポートなのでしっかりと頑張って社内での評価につなげて欲しいです。

また、全体の総括として、奉沁事業協同組合の同じ仲間として、外国人同士の助け合いの精神について説明しました。日本に住む外国人として、お互いの国は違っても、協力できるところでは相互共助を行うということは本事業協同組合の基本理念でもあります。

コロナ禍での活動自粛も一段落がついて、快適な秋の季節ではありますが、急に冷え込むこともある時期となり、体調に気を配る必要が有ります。友人同士での直接交流はできるだけ油断しないようにと指導しております。
今回の全体会議はオンラインによる開催となりましたが、来春以降には何らかの屋外活動が出来ればと考えております。

 三年間の監理・支援団体としての活動もようやく軌道に乗り今後の受け入れ態勢などを計画・検討できる段階となりました。 東南アジア各国からの実習生のみなさんには日本語能力の向上と、高い遵法意識を持って他者に接して、他の実習生・特定技能にも負けないほどの技術と日本語能力を身につけていただきたいです。
自らが国、団体、会社の代表であるとの自覚を持って、お客様、利用者様、同僚・会社のみなさま、地域社会のみなさまとのつながりを意識して人としての本領を発揮することを願っております。

10月吉日 奉沁事業協同組合



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