技能実習生とのミーティンク゛を開催 3か月ミーティンク゛H
21年1月より実習を開始したグループと、22年12月より実習を開始したグループを加えてのミーティングを行いました。昨今のコロナ禍を鑑みて、これまでのミーティング同様に、SNSアプリを使ったオンライン会議として開催しました。
前回の会議以降、実習先施設では、コロナ禍の影響も少なく、幸いなことに施設内ではいずれもコロナの発生はありません。しかし油断せずに消毒、手洗い、マスクをつけることが大切です。5月8日にはコロナの分類が正式に変更され、コロナ禍が終結することとなります。それまでは引き続き、まずは自身が感染しないように、施設での再流行とならないように対策を徹底するように重ねて指導しました。
実習期間はそれぞれ、半年、三年目に入り家族と離れた日本での生活が続くことで実習生も少し寂しさを感じているかも知れません。日本の生活にも十分になれて、中国の家族を懐かしくも思うこの時期は一層、法律や会社の規則、監理団体、地域のルールの遵守が求められます。ルールを守ったうえでコロナ禍が過ぎた後のことについても説明をおこないました。
ミーティングの内容は以下の通りです。
@ これまでの反省と実習企業側の反応についての報告
A 組合と実習企業からの生活指導の遵守を徹底すること
B GWの過ごし方についての説明
C 技能実習半年以降の実習先企業、施設での自身の立場と役割についての説明
D ルールを守ったうえでの自由、実習生としての必要な機構への報告などについて再説明
E 地域社会でのコミュニティとルールを守ることの大切さについて説明
F すべての介護技能実習生がN3に合格したことと特定技能に変更してから最短での介護福祉士国家試験合格を報告
G 今後増加する予定の東南アジアからの技能実習生の先輩として手本となるような模範的な振る舞いを行うことについての説明
H 新型コロナの5類変更に伴うコロナ禍後の生活の変化について説明
I 新型コロナの5類変更後の一時帰国について相談受付を開始することを説明
@Aに関しては前回と同じく監理団体としての方針と業務連絡としての内容が濃いものでした。3についてはミーティング時はGW開始直前であり、5月8日の正式なコロナ新分類が発表された直後であるため、油断せずにしっかりとコロナ対策を行って欲しいと説明し、施設内でのコロナ発生は押えられているため、油断せずにコロナ対策を継続していくことの必要性についてあらためて説明しました。
CDEは前回と同じく初心を忘れずに遵法精神とはなにかを自身でも考えて実行するように言及しました。仕事になれてきても何事にも油断せずに慎重に対処することを説明しました。また、地域のルールを正しく守っているかを確認して改めて、ゴミ出しと分類方法について確認しました。友人知人が増えたことによる大声での会話などにも注意するように説明しました。
FGは今後の技能実習生、特定技能の受入と監理団体の現状とサポート体制についての説明です。3級合格後の日本語能力については企業様からの依頼に基づいて、会話練習とロールプレイを中心に補習を行います。
当組合が支援する特定技能が介護福祉士国家試験に合格することができました。在留資格変更から一年以内の合格で、実務期間の条件から最短合格となったことを報告しました。
BHIは今後のコロナの扱いについて説明を行いました。これまでは介護という職業上、会社からの厳しい移動制限や自粛を求められていました。5類に変更がほぼ決まったとしても、現状はコロナ禍の只中です。引き続き自粛と会社からの指示に従うことを求めました。
GW中の外出についても最後まで油断せずにうがい、手洗い、消毒などをしっかりと行うように説明しました
コロナ禍が長引く中、GWの過ごし方やスタッフの不足問題もあり、さらに体調に気を配る必要が有ります。不要不急の外出や友人同士での直接交流はできるだけ避けるようにと指導しております。
これまではコロナ禍を理由に直接交流を避けてきましたが、今年の夏には何らかの交流イベントを行いたいと考えております。周囲の様子をうかがいつつ、各施設との調節を行っていきたいと考えております。
技能実習の三年目、半年と、それぞれの介護施設での立場も変化が生じるころです。日本での生活にも余裕ができて様々な欲求が出る様になると思われます。
実習生のみなさんは全員日本語能力3級以上となりましたが、なお一層の日本語能力の向上と、高い遵法意識を持って利用者様に接して、後輩となる職員、他の技能実習生の手本となるような介護技術と日本語能力を身につけていただきたいです。
自らが会社、施設の代表であるとの自覚を持って、利用者様とご家族様、地域社会のみなさまとのつながりを意識して人としての本領を発揮することを願っております。